医療法人森田会 

Q&A

q&a

Q 歯周病は年齢と関係がありますか?

A 歯周病は細菌感染症です。口の中を清潔に保つことは、年齢に関係なく歯周病を防ぐ上で大切なことはいうまでもありません。

年齢にかかわらず口の中が不潔になると歯肉溝に歯周病細菌の塊(プラーク)が増えますが、身体の方はそれらを排除するように働くのが生理的な姿です。年をとると、この防御機能の方が弱くなるのです。

高齢になるにつれ、免疫機能をはじめすべての細胞の防御機能が衰えてきます。”感染”に対しても防御力が弱くなります。若い人に比べ高齢者では歯周病になり易く、その病状は進行しやすいと言えます。

しかし一方で、歯周炎の発症は一般に35歳以上が多いとされていますが、思春期前後にかかってしまう若年性歯周炎もあります。成人性の歯周炎と比較して見た目のプラークコントロールは良好で歯石も付いていないのに、歯を支える骨が破壊され、歯がぐらぐらしたり歯ぐきがはれてきたりします。進行は非常に早く治療も困難です。

Q メンテナンスはどのぐらいの頻度で通えば良いのでしょうか?

A 個人差がありますので一概には言えません。プラークコントロールや歯周組織の状態などを考慮して決定します。一般的には3ヶ月程度,しっかりコントロールできる方ですと6ヶ月に1度程度です。リスクの高い患者さんには月に1回あるいは2回、メンテナンスにきていただく場合もあります。

Q 歯周病予防は歯ブラシだけで十分ですか?

A 歯周病の予防策として、日常の歯ブラシ清掃は基本になります。しかし、歯と歯肉の境界部および歯と歯の間の構造は複雑であり、それらの部位のプラークを完全に取り除くのは歯ブラシだけではほとんど不可能です。

従って、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助用具を使用した方が良いでしょう。このような補助用具を用いて口腔内の清掃を行う場合には、一度、歯科医あるいは歯科衛生士の指導を受けるのが望ましいでしょう。

それに加えて、半年に一度の歯科医によるメンテナンス(専門的な口腔清掃)を受ければ、高い確率で歯周病を予防できると思います。

Q PMTCとは何のことですか?

A PMTCとは Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で「 プロフェッショナルな専門家による器具を使ったお口のクリーニング 」のことです。 歯のクリーニング専用に開発された器具を使います。

むし歯や歯周病の原因になる、歯の表面に付着し成熟したプラーク 「細菌バイオフィルム」は、強力に付着しているため、歯ブラシでもなかなか取り除くことができません。
また、抗生物質や、うがい薬などの効果も限定的です。

虫歯や歯周病を防ぐためにはこの「細菌バイオフィルム」を除去することが必要です。

PMTCは、「細菌バイオフィルム」をはがしとる手段として、効果的な方法と考えられています。
定期的にPMTCを行うことで、虫歯や歯周病の予防効果が期待できます。

Q たばこは歯周病と関係があるのでしょうか?

A 歯周病は、喫煙本数や喫煙歴とも関係があります。喫煙歴が長く、ヘビースモーカーであるほど歯周病への影響が強くなります。また、禁煙すると、歯周病リスクが下がることもわかっています。

喫煙が全身の健康に悪影響を及ぼすことは、ご存知と思います。歯周病に関しても、最近の研究で、喫煙者は非喫煙者に比べて2倍から6倍も歯周病にかかる危険性が高いことが分かってきました。

その理由として、喫煙者の歯ぐきは血行が悪く、細菌への抵抗力が弱いこと。また、歯周病のサインである歯ぐきの出血に気づきにくいことがあげられます。そのため、治療によって生じた傷口の治り具合も悪くします。

こういったことから、喫煙者は歯周病になり易く、歯周病になると悪化が早く、治療に際しても治り難く、再発もし易いということになります。

Q そのほかに、歯周病を悪化させる全身的な因子はありますか?

A 特に糖尿病は体の抵抗力が落ちるため、化膿や炎症がおきやすくなり、歯周病を悪化せせる原因となります。また、無意識に行ってしまう歯ぎしりや、くいしばりによっても患部に負担がかかり炎症を悪化させてしまうことがあります。

その他、遺伝、薬の長期服用(高血圧、てんかん、自己免疫疾患等)や性ホルモンの不調和(思春期、妊娠時、更年期)、ストレス、骨粗鬆症など考えられます。

Q 歯周病の自己診断法はありますか?

A 歯周病の初期症状として参考になるものは次のようなものです。歯周病予防・早期発見のために定期的な検診や、気になる場合は早めの受診をお勧め致します。
・歯肉が赤みを帯びる。
・歯肉が腫れぼったい。
・ブラッシングなどの刺激で歯肉から出血する。

口腔は異物には敏感なのですが、慢性に進行した病変には鈍感です。歯周病は、ゆっくり進行するので自覚する症状が少ないという特徴があります。

自覚症状が少ないのですが、歯周病を放置しておくと、歯を支えている骨がなくなってしまい、歯が抜けてしまいますので、気がついたら大変なことになっていた症例も少なくありません。

歯周病が進行すると次のような症状が現れてきます。
・歯肉を押えると膿が滲み出る。
・歯が動く。
・歯並びが変化する。
・歯肉が腫れを繰り返す。
・歯が長くなったような気がする。(歯肉が退縮して、歯の根っこが伸びたように見える。)
・口臭を自分でも感じるようになる。

このような場合には、既に歯周組織が重度に壊れており、総合的に歯科治療をしなければなりません。初期症状を見のがさないことが大事です。

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